Novel AIのバージョン、特徴、技術

NovelAI Diffusion Animeのバージョン比較 最新のV3はV2から何が変わったか

Novel AIの新しいVersionが出ました。
NovelAI Difuusion Anime V3です。
公式の言葉を借りるならば「V2をご紹介してからまだ1ヶ月も経っていませんが」というものすごいスピードのアップデートです。
このバージョンの変化がどのように影響するかを検証します。

バージョン2と1の比較はこちら

Novel AIのVersionとSamplerの比較

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Novel AIの新バージョンDiffusion Anime V3

Novel AIの新しいVersionの名前は「NovelAI Diffusion Anime V3」です。

アップデートは自動で行われ、画面上から選べるようになっています。

NovelAI画面

ちなみに、今回のアップデートに伴い、画面のすべてが日本語になりました。
公式が出しているブログでも英語の後に日本語訳があります。
NovelAIはかなりの日本びいきです。

https://blog.novelai.net/introducing-novelai-diffusion-anime-v3-6d00d1c118c3

いろいろな機能の追加があるようですが、こちらは別の記事で紹介します。

リンクのブログには新バージョンと旧バージョンの画像比較が載っていますが、例のごとく私も比較したくなったので一覧を作りました。

V3とV2のバージョンとモデルの比較一覧

比較の結果はこちらの表をご覧ください。

※クリックで拡大します

VersionとSamplerを変え画像を生成しました。

SamplerはそれぞれのVersionでおすすめに出てきた合計5つで比較しています。
旧記事では4つの比較でしたが、V3のおすすめサンプラーとしてEulerが追加されたので、比較対象に加えています。

比較プロンプト

共通して、

{best quality}, {very aesthetic}, girl

としています。

ネガティブプロンプトはなしです。

画像サイズ

Normal Portraitです。
日本語では「普通サイズ縦型」。

832×1216のサイズです。

ChatGPTによるコメント

それぞれ、できた画像、画像容量、生成時間に加えて、ChatGPTによる一言も載せています。

そして、VersionとSamplerの傾向をChatGPTに分析してもらい、その結果を掲載します。

Versionの傾向

まずはバージョンについてです。

無料のエロ禁止画像生成AI(DALL-E3)で作った画像にNovelAIでエロいプロンプトを追加する

Version 3の傾向:

キャラクターの色彩が鮮明で、ディテールが細かく描かれています。

背景とキャラクターの融合が自然で、空間の深みが感じられます。

テクスチャや陰影がリアルに再現されており、写真に近い質感を持っているようです。

Version 2の傾向:

キャラクターの描写はやや柔らかく、Version 3に比べてディテールの細かさは控えめかもしれません。

色彩は少し暗めで、Version 3の鮮やかさに比べると落ち着いた雰囲気があります。

全体的に優しい印象を与える画像が多く、バージョン間でのスタイルの違いが表れています。

公式からは「暗いシーンを生成するのがはるかに簡単です。」とコメントが出ています。
これがChatGPTの分析でも「テクスチャや陰影がリアルに再現されて」と評価されています。

Samplerの傾向

続いてはサンプラーです。
バージョン3と2で1つずつ同じサンプラーがあり、この傾向をまとめてもらいます。

Euler:

明るい色調と鮮やかな色彩が特徴です。

キャラクターのディテールがはっきりしており、シャープな線で描かれています。

背景との調和も取れており、バランスの良い画像を生成します。

Euler Ancestral:

色の深みが増し、よりアナログな絵画のような質感を出していることが多いです。

陰影がより強調され、立体感が出る傾向にあります。

テクスチャがリッチで、柔らかさと温かみのある画像になることが特徴です。

DPM++2S Ancestral:

アニメーションに近いスタイルを持ち、コントラストがはっきりしています。

色合いが豊かでありながら、エッジが柔らかく描かれることがあります。

キャラクターの表情やポーズが動的で、生き生きとして見える画像を生成することがあります。

DDIM:

全体的に柔らかい色合いと滑らかな質感が特徴です。

細部のディテールよりも、全体の調和を重視した画像になりがちです。

リアルとアニメーションの中間的なスタイルで、ナチュラルな印象の画像が多いです。

DPM++2M:

より高い解像度と明瞭なディテールを持つ画像を生成する可能性があります。

コントラストと色彩の鮮やかさが際立ち、キャラクターが前面に出るような構成がされやすいです。

レンダリングされた画像は、鮮明でクリアな質感を持つ傾向があります。

とのことです。

まとめ

NovelAIの最新バージョンV3とV2を比較しました。
バージョン、サンプラーごとに違いが出て面白いですね。

皆さんはどの画像がお気に入りですか? ぜひコメントで教えてください!
また、こんなことが知りたいなということがある人も合わせてコメントで教えてください。

最後にV3の画像だけ大きいものを貼っておきます。
V2画像や、V1が見たい人は旧記事を見てください。

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絵師たか
主食は可愛い女の子。他の方々の生成の尊さに恐れおののきながらも、記事書いています。 私の作品販売はこちら。サイトを継続していくためにご購入ください! https://linktr.ee/eshitaka