作者が使っている画像の微調整の方法を紹介します。
画像生成AIを使っていと、「惜しい」が画像が多く出来ます。
「構図も顔もいいのだが指が6本ある」みたいな画像です。
そのような画像が出来たときにうまく修正する方法を紹介します。
NovelAIの画像修正はこうやってできる
まず画像修正のイメージを見せます。
あえて画像が崩れやすい、女の子同士が絡んでいる画像を作りました。


2girls, yuri, lesbian, embrace each other, fingers in mouth, tongue, intertwine fingers, legs entangled, nsfw, on bed, {best quality, very aesthetic, ultra-detailed, best illustration}, soft light, wet, steam, drool, oily body, upper body
左が元画像、右が修正画像です。
元画像の中心あたり、女の子の手をご覧ください。
親指以外の指が5本あり破綻しています。
これを修正画像のように、指の破綻がなくすことができます。
AIの画像生成をワンランクエロくする表現技法のプロンプト(汗・湯気・よだれ・光沢)
無料で画像修正に使える「ベース画像として使用する」機能
作者が画像の修正に使っているのが、「ベース画像として使用する」機能です。
作った画像を”image2image”する機能
機能を簡単に紹介すると、「今作った画像をベースとして新しい画像を作る」というものです。
自分がいいと思った画像をベースとして新たな画像を作ります。
画像から画像を作る機能は”image2image”(i2i, image to image、イメージ トゥー イメージ)として、このブログでは人気漫画やアニメのキャラを真似して作る方法として紹介してきました。
これを自分の画像に使うことで、良いところを残しながら、悪い部分がなくなるまで生成を繰り返すことができ修正出来るといった機能です。
使い方|生成画像の上にでるアイコンをクリック
この機能を使うにはここをクリックしましょう。

生成した画像の上。
キラキラ光っているペンのアイコンが「ベース画像として使用する」機能を使うためのボタンです。
なお、1枚も画像を作っていないと表示されません。
※性器の白抜きは作者がいれました
i2iとしてプロンプトの下に表示される
アイコンをクリックすると、プロンプト入力欄に該当の画像が表示されます。

生成、ベース画像登録を繰り返し理想の画像へ修正する
この機能を使い画像を生成すると、下記のように似た画像を生成することが出来ます。
(構図は同じですが、細部が違っています)




これを繰り返し、理想の画像になるまで修正することが出来ます。
完全に修正できなくても、「より良い」画像があればそれを再度ベース画像として登録し、そこからさらに生成を続けることが出来ます。
まさに、トライ・アンド・エラーを繰り返すことができます。
二次創作人気作品はNovelAIのプロンプト(呪文)で作れる(東方・ポケモン・艦これ)
「別バージョンの画像を生成する」に近い
似た機能としては別バージョンの画像を生成する」があります。

こちらもの画像の上にでてきます。
32anlas(サービス内通貨、画像の大きさによっても使う量は変わります)使う機能です。
こちらも今の画像から3パターン作ってくれる機能です。
この機能で出来たのはこれらです。

こちらのほうが、画像の変化は多いようです。
i2iの「強度」と「ノイズ」についての解説
この機能の使うときに使う2つのパラメーターについて詳しく紹介します。

強度を高めると画像の変化が大きくなる
この「強度」は高いほどi2iに入れた画像から離れたものが生成されます。
今回の画像修正ならば初期値(0.5)にしておけば丁度いいです。
このパラメーターは
「左端(0)はi2iの画像」←ーーーーーーーーーーーー→ 「右端(0.99)はプロンプト」
と考えてください。
数字が低いほうが画像が優先され同じような画像が生成されます。
数字が高くなると画像が無視され(プロンプトが優先)違う画像ができます。
(i2iを使いながら、プロンプトで新しい要素を加える場合は数字が高めが良いです)
画風、作風、絵のタッチを変えるNovel AIのプロンプト(呪文)|マンガ・イラスト編
ノイズを高めると空白への書き込みが多くなる(利用注意)
この「ノイズ」は高いほど書き込みが多くなります。
画像修正ならばイジらずに0、最大でも0.1までをおすすめします。
ノイズは理解がしにくいです。
公式だと以下の説明です。
ノイズは、 AI が画像に新しい詳細を追加するのに役立ちます。たとえば、背景のない画像をアップロードし、テキスト プロンプトでトピックを指定すると、ノイズ比が高くなると、AI はスペースを空のままにしておくべきと考えずに、新しい詳細を簡単に追加できるようになります。ノイズの多い繰り返し生成では、視覚的なアーティファクトが現れ始め、インタラクションのたびに品質が低下する可能性があることに注意してください
NovelAIヘルプページより
作者の解釈だと画像の細部の空白を判断し書き込みをする機能です。
今回例に出した画像だと数字を増やすとバグります。
左がノイズ0.5、右が0.99(最大)です。


イラストとしてテイをなさないくらいになってしまいます。
0,1くらいなら、身体の汗が多くなるくらいの効果になるので、使えるとしてもそれくらいでしょう。
NovelAIの”バイブストランスファー”で簡単に神絵師の画風が真似できる
まとめ
以上、画像の修正方法でした。
まずは細かいことは考えず、
- ベース画像として使用する
- 生成を繰り返す
の2つを繰り返して行けば理想の画像に近づいていきます。
ぜひ試してみてください。
繰り返し生成することが面倒くさく感じる人は、こちらの自動生成方法を試してみてください。
NovelAI(AI画像生成)で自動で簡単にエロ画像を作り続ける方法